2007年7月2日月曜日

元利均等と元金均等

住宅ローンを返すときには、借りたお金(元金)と、それによって発生する利息を組み合わせて一緒に払っていきます。その組み合わせ方には2通りあり、最初にどちらかを選びます。
ローンを組みやすいのは、毎月返済額が一定になる元利均等ですが、最近は、当初の負担は大きくても、利息の支払いが少ない元金均等を選ぶ人も増えています。
期間を短くしたい・返済総額を少なくしたい・毎月ラクに返したい・・・自分がどんな返し方をしたいかによってベストな組み方が変わってきます。

<元利均等の返済方法>

家賃感覚で返済したい人向け。
元金と利息の合計が毎月一定の金額になるように組み合わせる返済方法です。(ただし、変動型や固定期間選択型の場合は、金利の変動によって金額は変わります。)
・毎月返済額 定額で安定
・総返済額  多くなる
・元金の減り方 当初はなかなか減らない

<元金均等の返済方法>

買い替えを考えている人向け。
毎月一定額の元金を返済していく方法です。残高が多い当初は利息がたくさんつくので毎月返済額は多くなりますが、毎月少しずつ減っていきます。
・毎月返済額  当初は多く、徐々に減っていく
・総返済額   少なくなる
・元金の減り方 当初から着実に減っていく

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